再就職を考えている場合、以前と同じ業界か他業界に移るかを必ず考えますよね。
自分のやりたいことを優先することも大切ですが、他にも重要なポイントはあるのでしょうか?
意外と、このテーマは簡単なようで難しいですよね。
今回は、再就職を考える上でのポイントをいくつかご紹介しましょう。
コロナを通して考える働き方のポイント3つ
現在、様々な事情から退職し再就職を考えている場合、今までと再就職の状況が違っていることに気付けるでしょうか?
そう、コロナの影響がありますよね。
終息の目途がまだ立っていない中仕事を探すとなると、結構ハードルが高くなります。
その時に考えておきたいのは、以下の3つです。
・コロナの影響が小さい環境なのか?
・リモートワーク等の状況
・社会的なニーズに対応できるか?
これらのポイントは、志望する業界だけでなく企業イメージにも関わってきますよね。
どの点に注目すべきか、もう少し詳しく見ていきましょう。
コロナの影響が小さい環境なのか?
現在の再就職で業界や企業を選ぶにあたり、これからも長く働いていけるかというのは大きなポイントになりますよね。
これは、所謂「将来性」の判断をしているのです。
その判断をするための要素として、現段階でコロナの影響を受けているかどうかが大きな分かれ道になるでしょう。
現実問題として、経営状態の悪化から事業規模を縮小している業界が多数ありますよね。
従って、コロナ禍の状況であっても、業績が良かったり、感染対策をしっかりと取ったりした上で業務が行えるような環境をチェックすべきです。
リモートワーク等の状況
2つ目のポイントは、リモートワーク等の働き方の見直しが行われているかどうかです。
コロナに関わらず、海外ではリモートワークのような働き方が一般的ですよね。
導入が進んだ背景はコロナによる影響であっても、多くの人が「意外と働きやすいかも」と気付くきっかけになったのは間違いありません。
つまり、日本では最先端の働き方への対応が整っているかどうかが、考えるポイントになるのです。
反対に、リモートワークが実現できる業界にも関わらず、古い体制のまま働いている企業は先行きに不安を感じる人もいますよね。
リモートワークに限らず、新しい考え方や仕組みを積極的に取り入れることは、生き残るために必要な行動です。
それができていないということは、社会の変化に対応できていない証拠になるでしょう。
これでは、再就職ができても先が知れています。
社会的なニーズに対応できるか?
3つ目のポイントは、社会的なニーズに対応できている業界・企業なのかという点です。
社会問題の深刻さから、注目されている業界というのが必ずありますよね。
そのような職場への再就職は、比較的スムーズにできるでしょう。
また、社会的ニーズの高さから、待遇等の見直しを計っている業界もあります。
その結果、再就職後に長く働ける職場を探しやすい傾向があるでしょう。
仕事によっては、好きか嫌いか関係なく、誰かがやらなければならない業務がありますよね。
それに関わることは、仕事をする意義としても大きなものになります。
社会的ニーズはどの時代にも関わらず共通してありますから、将来性があると言えるでしょう。
これからも成長し続ける可能性があるかも再就職のポイント
最後にご紹介するポイントは、成長可能性です。
現在調子が良く、伸びが良いとされている業界や企業は、2年後、3年後であっても同じような状況になっていると思いますか?
「そうであって欲しい」と考える人は多いですが、現実的に考えると難しいことがありますよね。
どんどん発展する動きを見せている様子が分かるところは、最低限倒産するというイメージがありません。
成長のイメージがないということは、今無事に再就職ができても、数年後にまた就職先を探さなくてはいけませんよね。
これでは、腰を据えて働くことができないでしょう。
そうなると、みなさん自身のスキルの発展やライフプランにも大きな影響が出てしまいます。
これを回避するためには、何年も先を見据えた時に安定して仕事ができるかを考えて、職場を探す必要が出てくるでしょう。
ですが、「成長している」と判断するポイントは、案外あやふやですよね。
どこに注目すべきか困った時は、先程ご紹介した「コロナの影響」や「リモートワーク等の状況」を参考にしてみて下さい。
上記の内容に対応しようとしている場合は、少なくとも現状を変えなければ生き残れないことが分かっていることになりますよね。
業界・企業的に生き残りたいと考えるからこそ、行動を起こしているのです。
このように行動を起こしている企業ならば、再び困難があってもそのままにせず、問題を解決しようとするでしょう。
これも、将来性を見極めるためには大切な視点になります。
仕事の将来性は、自分がやりたいかどうかでなく、その時置かれた状況に対応できるか、行動できるかにあります。
これでは、自分の行動だけでは変わりませんよね。
次のスタートを気持ちよく切って働くためにも、再就職先の検討は上記のポイントを活かしながらじっくりと行って下さい。
とにかく稼がないといけないからと、焦ってしまっては、本質を見れないまま働くことになりますので絶対に避けるべきです。